派閥の長でないのに詰め腹を切らせられるのは、業腹でしょうね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

裏金作りを慫慂したわけでもないのに、善処策の協議に参加した派閥の事務総長だった、ということで自民党の執行部から離党を迫られるのは、とても承服出来ないでしょうね。

離党処分になりそうなのは、座長を務めていた塩谷さんと清和会所属参議院議員の集まりである任意団体の会長を務めていた世耕さんの二人に絞られてきているようだが、塩谷さんも世耕さんもさすがに自民党から追い出されるような辱めは受けたくないだろう。

「自分達を追い出すのなら、岸田さん、あなたも自民党の総裁としての責任をちゃんと取ってください」くらいなことは言いたくなるはずだ。

「自分たちは、決して裏金作りの張本人ではなく、裏金作りをリードしたこともない。」
そう、言いたいはずである。

「清和会としての組織的な裏金作りの張本人は、別にいる。」
そうも言いたいはずである。

「組織的な裏金作りの全容が明らかになっていないのに、私たちにすべての責任を押し付けて幕引きを図ろうとするのは、とても納得出来ません!」

そのくらいのことを言っても、決しておかしくない。

実際にどこまで言えるかは分からないが、まずは徹底的に抵抗してみることである。