今の国会議員に対して格別の敬意を払えなくなった方が、結構おられるだろうと思う。
まあ、皆さん、それほど立派ではないことは認めざるを得ないが、だからと言って、皆が皆、悪いわけではない。
教育勅語の徳目を重視することを強調する国会議員がおられたが、当のご本人の素行も言動もそれほど芳しいものではない。
何だか胡散臭いなあ、と思われる方が現れるのは止むを得ないだろう。
声高に他人に対して徳目を語る人を遠ざけたくなるのは、自然のこと。
私自身、「忠孝」の2字を背負って生きているのだが、あまり自分自身では忠孝を語らないようにしている。
教育勅語そのものは、決して悪くない。
しかし、教育勅語を熱心に語る政治家や教育者が素晴らしい人ばかりか、と言えば、必ずしもそうではない。
皆さん、語り口が上手な人の話を鵜呑みにされませんように・・。