政務官や副大臣が次々と辞任せざるを得ない状況になっているのだから、岸田さんが標榜する適材適所主義はあまり信用出来ないな、と皆さん思っておられるだろう。
派閥の推薦を拠り所にして人事を決めようとするとこんなことになってしまう。
適材適所主義を貫徹しようとしても選択肢が狭すぎるから、結局はこの程度の人事しか出来なかったということだ。
現職の国会議員の中から政務三役を選ぼうとすると、どうしてもかなり難しい問題を抱えている人も選ばざるを得なくなってくる。
本当の適材適所主義を貫徹するためには、思い切って選択肢を拡げる必要がある。
まあ、派閥のバランスに配慮せざるを得ない今の岸田さんに望むのは無理だろうが、思い切った人事を実現するためにはもっと強い力を総理自身が獲得する必要がある。
それにしても、辞任せざるを得なくなった法務副大臣は大変な過ちを犯してしまいましたね。