自民党の党内政局が始まったような感じですね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

臨時国会が閉会して、今年の年末年始はゆっくりできるかな、と思った方がそれなりにおられるだろうが、どうもそうなりそうにはない。

特に、自民党。

岸田さんの防衛増税発言で閣内からも異論が噴出し始めたようで、このままではいつ倒閣運動が始まってもおかしくない。

自民党の部会で怒号が飛び交うことは決して珍しくないが、それでもそういう話が世間に洩れてくるようなことは最近は、滅多になかった。
しかし、先日開催された自民党の政調の部会では結構怒号が飛び交ったようである。

世間に対して発信力のある自民党の国会議員がマスコミ等を通じてあれこれ言い始めているようだが、この種の発言はあっという間に自民党の若い議員の間に連鎖反応を起こすものである。

今の自民党には、力づくで若い国会議員の声を封じ込めてしまえる豪腕の人はいないようだから、来週以降の自民党の会合は要注目である。

防衛費の増額を岸田さんが打ち出したのは自然の成り行きだと思うが、この段階で増税に言及したのがどうも拙かったようだ。

順番が違いますよー、と言っている方がおられるが、確かに手順前後の感じは否めない。
やはり、そろそろ菅さんが腰を上げるのかな。