1ミリ、オンライン上だったということだが、この種の判定は普通の人には無理である。
あれはアウトだった、と言われればそうだったかも知れないな、と思うような実に際どい判定だったので、観戦していた観客のすべての皆さんが判定の結果を固唾を呑んで見守っていたと思う。
極めて精巧な計測器によって1ミリだけライン上にあったことが確認された、という判定結果をすべての関係者が納得された、ということが実にありがたい。
これが、ワールドカップのいいところだろう。
どんなことにもケチの付けようがあり、実際には世の中には様々な理屈を編み出して判定結果に異議を述べる人が出て来るものだが、スポーツの世界ではそういうことが少ない。
こういう文化を、私たちは大事にしたいものである。