一連の世代交代、執行部交代で、あちらこちらで改革のエネルギーが少しは高まったかな | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

音喜多氏が維新の政調会長に正式に就任したので、ボルテージが一気に上がったような感じがしないでもないが、維新が立憲民主党を超えて野党第一党のポジションを占めるのは、そう簡単なことではない。

立憲民主党は代表選挙をやり切ったことで、維新以上に改革スピリットを向上させてようである。

立憲民主党の新しい代表の泉健太氏が、共産党との共闘路線を既定路線のように見做していないのが立憲民主党のイメージアップには貢献しそうである。
泉健太、小川淳也の二人が全国を駆け巡るようになると、相変わらず松井代表と吉村副代表の2枚看板の維新より立憲民主党の方が改革政党のイメージをより印象付けられるようになるはずだ。

勿論、玉木さんの国民民主党も保守中道改革政党をアピールするだろうから、維新が非自民の保守中道改革支持層をすべて吸引出来るわけではない。

泉健太氏がどういう執行部を発足させ、具体的にこれからどういう活動を展開していくかに掛かっているが、維新の皆さんは立憲民主党や国民民主党の存在をあまり軽視されない方がいいだろう。

政策提案型の改革政党がいよいよ本格的に競い合う時代を迎えたようだ。

この新しい競い合いの中から、よりよい政治のスタイルが生まれてくればありがたい。