岸田さんの昨日の記者会見は好評だったようだ。
岸田さんの明るさがひょっとしたら自民党を救うことになるかも知れない。
中道保守を標榜する国民民主党の支持者の間からも岸田さんの昨日の記者会見を評価する声が上がっているから、岸田さんの人気はこれからジワジワと上がっていくような予感がしている。
菅さんはそれなりに一生懸命やっているのだが、如何せんイメージが暗すぎる。
2時間の記者会見を淡々とやり遂げることが出来る岸田さんと、追い縋る記者から逃げるようにその場を離れざるを得ない菅さんとを見比べれば、大方の人は岸田さんに軍配を挙げたくなるだろう。
イメージはくれぐれも大事にした方がいい。
二階さんの威令も遂に利かなくなったようだ。
昨日開催された二階派の会合で、二階さんが菅支持を勝手に表明したことに次々と批判の声が上がったという。
10人以上の議員が声を上げたというのであれば、いくら豪腕だと言われている幹事長の二階さんも力づくで派内の異論を抑えこむことは出来なくなる。
自民党の他の派閥でも色々な動きが出始めたようである。
派閥横断的に15名の若手国会議員が集まって総裁選について話し合いを始めたというニュースもある。
新しい流れが出てきたことは間違いない。