君子は豹変するもの。私たちは、負け上手な国民になれるかどうか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

負け戦だということが分かってからも、戦前の軍人の一部の指導者はあくまで徹底抗戦を主張し、玉砕戦法に固執した、という話を聞いている。

しかし、一般の庶民はまずそんなことは考えない。
負け戦だということが分かれば、それなりに生き抜く方策を模索するはずである。

今の日本には、徹底抗戦を主張し、玉砕を他人に強いるような人は一人もいないはずだと思っているのだが、しかしその判断力に疑問がある指導者がいることはどうも否定し難い。

もっとアンテナを張るべし。
アンテナの歪みを是正すべし。

そう思っているのだが、色々なことがあってなかなか思うようには動けないのだろう。

同情はするが、何とかその判断力を鈍らせてしまっている要因を早く取り除いていただきたいものである。

今日の東京の新規コロナ感染者の数は、1121人だそうだ。兵庫県で568人、北海道で403人、その他の地域でも相当数の新規コロナ感染者が確認されているようだから、多分、来週はもっと感染者の数は増えるのだろう。

日本は、残念ながらコロナとの戦いに勝てそうにない。

まだ負け戦と確定したわけではないが、そろそろ上手に負ける道を探しては如何だろうか。