もう一波乱ぐらいあるのかな、と思っていたが、案外スムーズに事が運んだようだ。
橋本聖子さんが組織委員会の新しい会長に選任され、橋本聖子さんの代わりに丸川珠代さんが新しいオリンピック担当大臣に就任された。
一気に周りの空気が華やいできた。
世界から何周も遅れている、などと批判されてきた日本がオリンピックの開催の件については一挙に世界の先頭に立つことになった。
組織委員会の会長には、オリンピック出場7回の記録を持つ超人橋本聖子さん、オリンピック担当大臣にはかつてオリンピック担当大臣を務めたことがある丸川珠代さん、そしてオリンピック開催都市の代表は東京都知事の小池百合子さん。
オリンピック開催についての4者協議の4者の内実に3人が女性ということになった。
しかも組織委員会の会長に就任した橋本聖子さんは、つい昨日までは男女共同参画担当大臣だったのだから、日本が女性登用が遅れている世界の後進国だ、などという批判がまったく当たらないことを如実に示す結果となった。
この陣容についてなお文句を付ける人がどこかにおられるかも知れないが、私が見る限り、現時点で最高の人選である。
禍を転じて福と為す、という慣用語があるが、結局は森さんのお蔭で結構素晴らしい布陣になったということだろう。
後は、何とかしてコロナを克服して今年のオリンピック・パラリンピックを成功に導いていくこと。
課題は山積しているが、ここは心と力を合わせて、何とかやっていきたいものである。
皆さん、どうぞよろしくお願い致します。