組織委員会も官邸もそれなりに文春砲対処法をマスターし始めた、ということかしら | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今日、橋本聖子さんが正式にオリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に選任される。

文春砲が炸裂する、という噂が駆け巡り、橋本聖子さんが本当に引き受けてくれるかどうか一時危ぶまれた向きもあったようだが、橋本聖子さんは受諾の意思を固められたようだ。

万一橋本聖子さんが会長就任を逡巡するようなことがあれば、それこそ文春砲の威力が如何に凄いか、ということを天下に轟かせることになってしまったかも知れないが、昨日のNHK等の報道で文春砲の威力が相当減殺されてしまっていたようだ。

ほう、どなたかが先手を打ったな、というのが私の第一印象である。

文春砲の威力を事実上無効化ないし減殺するためには、橋本聖子さんのセクハラ疑惑などどこかに吹っ飛んでしまうような大きなニュースをぶつけることだ、ということにどなたが気が付かれたのかも知れない。

組織委員会も官邸もそれなりに文春砲対処法をマスターし始めた、ということだろう。

今回の組織委員会や官邸のマスコミ対策は、評価してよさそうだ。
大事な事は一気呵成に仕上げてしまう。
次から次へと手を打って、週刊誌ではとても追いつけないようなペースでニュースを作り上げる。

組織委員会にも官邸にもそういう仕事が出来る人がおられるようだ。

まずは、一安心というところか。