まあ、今は事業者に協力を求める時なので、罰則は止めにしておきましょう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

物には順序がある。

今は、罰則で威嚇するよりも協力を求める時だから、営業の時短要請に従わないからと言って過料の制裁を科すようなことはしない方がいい。

時短にどれだけの効果があるのか、なかなか分かり難い。
それよりは、会食の制限や食事中の大声での会話の制限、発熱者の入場禁止や換気等の環境整備を優先し、保健所等の指導助言に従う義務を課すくらいのことがいいのではないか。

コロナに感染して入院や隔離が必要な陽性者が施設から逃亡して市中に感染を広げてしまう蓋然性が高い場合に、感染拡大予防の観点から入院や施設隔離を罰則を用意して強制するくらいのことは、今の状況では大方の国民が甘受するだろうが、それでも濫用されることがないように何らかの歯止め措置が必要になると思う。

特措法、感染症法の改正について修正協議を進めるにあたってのポイントは、大体以上のようなものだろうと思っている。

ほどほどの改正が大事である。

修正協議に当たられる担当者の皆さんは、多分、そのあたりのことはよく心得ておられると思っている。
修正協議に当てられる時間は、僅か2日間と聞いている。

如何にも短いように思えるが、ポイントを絞れば案外早く合意に達することが出来るはずだ。