刑事訴追が待っているのだったら、トランプ大統領に核のボタンを持たせるのは危険 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

アメリカで平穏裏に政権移行がなされることを期待していたが、どうも無理なようである。

トランプ大統領は1月20日のバイデン新大統領の就任式への欠席を表明し、バイデン氏は、トランプ大統領のこの表明を受けて、「来ないことは良いこと。彼は国家の恥だ。」と述べたそうだが(毎日新聞配信記事)、この状況では少なくともバイデン新大統領とトランプ現大統領の間で友好的な関係を築くことは不可能だと思わざるを得ない。

トランプ大統領は自分や家族に対しての永久的な免責措置を検討していた、という報道もあるくらいだから、政権移行が行われた後のトランプ大統領には様々な刑事訴追が待っていると思っていた方がよさそうだ。

トランプ大統領が円満かつ平穏裏な政権移行に協力するのであれば、アメリカの更なる分断と混乱を招きかねないような厳しい措置は止めておいた方がいいのではないかな、と思っていたが、どうも現実にはそうはならないようである。

ペンス副大統領はトランプ大統領の解任には消極的なようだが、この状況ではトランプ大統領の弾劾手続きに進まざるを得ないようだ。

トランプ大統領は決して理性的な人ではなさそうだから、追い込まれると何をするか分からないところがある。
まずは、トランプ大統領から核のボタンを取り上げるくらいのことはした方がよさそうである。

アメリカは、実に危うい。
何事も起きませんように・・。

ひたすら、そう祈っている。