如何にも悪足掻きしているように見えるアメリカの大統領よりは、安倍前総理の方が遥かにいい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これでもトランプ大統領の再選がある、とは私にはとても信じられないが、11月の大統領選を目前にしてのアメリカのトランプ大統領の悪足掻きが実に凄まじい。

まあ、これがトランプ流なんだろうが、今のトランプ大統領は如何にも手負いの獅子のようである。

アメリカファーストではなくて、トランプファースト、自分ファーストの印象を免れない。

どういうテクニックを使ってきたのか知らないが、どうやら長期間にわたって税金の支払いをして来なかったことは事実のようである。
フェイクニュースだ、などと言ってご本人は否定しているようだが、ご自分の方から納税の事実を証明しようという気はさらさらないようだから、大方のアメリカ人はCNNの報道やニューヨークタイムズ紙の報道を真実だと認識するはずだ。

最高裁判事の任命も強行するようだから、いわゆる良識派の方々はトランプ大統領のやり口に眉を顰めるだろう。

トランプ大統領のせいでアメリカの威信が大きく低落したことは間違いない。

アメリカの大統領が、世界の首脳の中で最悪の侮蔑の対象になってしまう、などということはこれまでおよそ考えられなかったが、どうも免れない運命のようである。

色々あったが、安倍前総理はいい時に、いい辞め方をされた、と言っていいだろう。