今は衆議院の解散を考えるべき時期ではない、と思われる国会議員の方々は、臨時国会の開催を要求すべき | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これは、自民党所属の国会議員の方々に対するメッセージである。

野党から臨時国会開催要求が提出されているが、自民党の国会議員の方々も、今は衆議院の解散など考えるべき時期ではないと思っておられるのであれば、それぞれに臨時国会開催要求の声を上げられたらいい。
いや、皆さんに国民の代表者としての自覚とプライドがあるのであれば、今こそ上げるべきである。

いつ緊急事態宣言が再発動されてもおかしくない状況になっている。
日本の経済の落ち込みもどうやらリーマン級以上になっているようだ。
世界を見渡してもコロナ感染被害はなお拡大の一途を辿っているように見える。

今は、政府の無能さが際立っているような感じである。
打つ手、打つ手が、皆、外れているような印象である。

国会議員は何もしないのか、自民党は何もしないのか、という声が日々大きくなってきている。

この状況の中で、予備費をタップリ用意しているから国会は何もしなくていい、政府に任せておけばいい、などと言っていいのかしら。

少なくとも、国民と危機意識を共有し、国民と共に懸命に闘っている、という姿勢くらいは示すべきだろう。

自民党の国会議員の皆さんは、国民から、ちっとも仕事をしていないじゃないか、などと言われたくないはずである。

安倍総理は逃げたいのかも知れないが、自民党の国会議員まで逃げてしまったのでは、皆さんは、役立たずということになってしまう。