外出制限は、いざという時の感染ルートの特定のため | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

さすがに今の時期に、目的もなくあちこち動き回る人はおられないだろう。

不要不急の外出を控えるのは新型コロナウィルスに感染しないようにするための防御手段の一つであるが、それだけでは新型コロナウィルスとの戦いに勝つことは難しい。

新型コロナウィルスとの戦いに勝つ唯一で最強の方法は、新型コロナウィルスの抗体を備えることだろうが、それがいつになるのか、大方の人が抗体を備えるまでにどの程度の人が犠牲になるか分からないので、今、私たちが出来ることはなるべく感染しないように最善の努力をすることと、万一感染しても絶対に他人に感染させないようにすることだろうと思う。

外出を自粛するのは、感染しないための方策ではあるが、医療的に一番意味がありそうなのは、万一感染した場合の感染ルートの特定が容易になり、クラスターの発生や拡大防止に役に立つからだろうと思っている。

目的もなくただあちこち動き回っていると、どこでどういう人と接触したのか、どこで感染したのかよく分からないことが多くなる。
不要不急の外出を自粛しているときの外出は、外出先が明確で、どこでどんな人と接触したかご本人にしっかり記憶が残っているはずだ。

あちらこちらを飲み歩いてどこでどういう人と接触したか記憶が定かでない人が新型コロナウィルスに感染して、現在なお入院中だという。
なんとか早く回復して頂きたいと願っているが、同時にその方の周辺が新たなクラスターにならないことを祈っている。

外出自粛は、自分のためである以上に他人のため、と言い切っておいた方がいいかも知れない。

まあ、今日は東京方面も大雪になっているから、大方の人は特別の用事がない限り外出されないと思うが、念のため。