立っている者は親でも使え、とは言うのだが・・・ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

玉木さんの器量の大きさがどこまであるか、にかかっているのだと思う。

小沢氏の登用は現時点において国民民主党にとって大きな一手、大きな一石にはなるが、小沢氏は簡単に人に使われるようなタイプの人ではないはずだから、いいことだけを考えていると失敗する。
くれぐれも国民民主党のお金と人事権を小沢氏に握られてしまうようなことにはなりませんように、というのが私のアドバイスである。

多分前原さんの仲介があったのだと想像しているが、海千山千の人が多いと言われている永田町でも、小沢氏は二階さんと同様に老獪度抜群の人である。

死んだはずだと言われていても、いつの間にか生き返ってしまう。
転んでもただでは起きない人、と思っておかれることだ。
不死鳥だとか、タフガイだ、などという尊称を奉ってもおかしくないような、特別の存在である。

小池さんぐらいになると、利用できるときは存分に利用するが、これ以上は危ないと思えばサッと身を躱すようなことが出来るだろうが、普通の人、善良な人、如何にもお人好しの人たちにはとてもそういう芸当は出来ないはずだ。

使えるものは何でも使え、立っている者は親でも使え、とは言うものの、この人の使い方は難しい。

新会派を組んで順調にスタートを切ったようであるが、これからが難しい。

玉木さんにとってもこの通常国会は正念場になるようである。