何故、金曜日に出馬表明する候補者が多いのか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

石破さんの自民党総裁選立候補表明も、今日になるようである。

出る、出ると言っていつまでも正式に立候補の記者会見を行わないでいると、大抵は周囲から立候補の芽を潰されて身動き出来なくなるものだ。

案の定、岸田さんがちょっと気の毒なことになってしまった。

二階さんが自民党の党則改正などという余計なことをやらなければ、多分、岸田さんが順当に安倍さんの後継総裁になったはずだが、二階さんの工作のお蔭で岸田さんは自民党総裁候補のナンバーワンからナンバーツーないしナンバースリーに格下げになり、うっかりすると総裁候補の枠からはみ出しそうである。

とにかく、石破さんは安倍総理に対抗できる総裁候補のナンバーワンに躍り出ることが出来た。

結果がどうなろうと、石破さんにとっては決して悪いことではないはずだ。

それにしても、石破さんにしろ玉木さんにしろ、出馬表明が何故、今日なんだろうか。

金曜日に出馬表明すると、ウィークエンドの土曜、日曜のテレビが大きく取り上げてくれるからだろう、と思っている。
マスコミが関心を持ってくれないと、自民党の総裁選にしろ国民民主党の代表選にしろ盛り上がらない。
石破さんも玉木さんもよく頑張りましたね、というところだ。

石破さんの場合は、どこまで健闘出来るか、というのが見ものだろうし、玉木さんの場合は、国民民主党の代表選が自民党の総裁選に埋没して国民からどの程度無視されないで済むか、というのが見ものだろう。

何にしても、自民党の総裁選も国民民主党の代表選も今日からスタートである。

それぞれに健闘していただきたい。