三回も予算案を否決されたら、普通の長だったら投げ出したくなるだろうな | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

予算案を三度出して三度とも否決されたら、自分に対する不信任だと思った方がいい。

茨城県の城里町というところでまた予算案が否決されたそうだ。
前町長も同じ目に遭ったそうだから、城里町の町議会がどんなところか知りたいところだ。
前町長は三度予算案を否決されて結局辞任を選んだようだが、現町長はもう一度予算を修正して出し直すことにしたようだ。

小池さんは、三人しか与党の議員がいないのに、全会一致で予算案を通したのだから大したもんだ。
圧倒的多数の自民党都議団を相手によくそんな難しいことが出来たものだ。
すべては、世論のお蔭だと言っていい。

その世論の雲行きが少々怪しくなっているが、おっとドッコイ、まだ大丈夫、というところか。
官邸にも大変な策士がいるようだから小池さんもまったく気を抜けないだろうが、逆境に追い込まれてから力を発揮するのが小池さんのようだから、応援団の人たちはあまり心配されない方がいいだろう。

小池さんは、あえて自分から冒険を求めるようなところがある。
他人がやらないことをやる。
他人がやれないことをやる。

多分、難しければ難しいほど燃えるのだろう。

負けることを恐れない。
失敗することを恐れない。
昨年の今頃もそうだったのではないかと思う。

自民党都議団が必勝の態勢を構築したようである。
またまた自民党の都議団が総がかりで小池さんに襲いかかろうとしている。

普通の人なら、この辺りで怖れをなすところだ。

しかし、小池さんが普通の人と違うのは、こういう時に益々戦闘意欲をたぎらせるところだ。

大阪の橋下氏にもそういうところがあったが、これからが見ものである。
倍返しか三倍返しに出るところだろう。
適当に受け流しておいた方がよさそうですね、と昨日書いておいたが、マスコミに出てくるのは、どうやら小池さんが激怒しているらしい、という情報だ。
周りの人があれやこれやとりなしても、もう遅いかも知れない。