小池さんも希望の塾もいいことをやっている | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

小池さんは人の心に火を点けて回るのが得意なようだ。
希望の塾は大成功だと言っていいだろう。

ほう、こういう方々も試験を受けておられたのか、ということが段々分かってきた。
希望の塾の都議選候補者選抜のための予備試験と目されている筆記試験の合否発表が先日行われたばかりだが、私の知り合いの中でも合格通知を受けた人と不合格通知を受け取った人の双方がおられる。
合格通知を受け取られた方は益々やる気になっているのは当然だが、不合格通知を受け取ってもまったく意気消沈しないで、さあ、これからもう一度挑戦しよう、何か道があるはずだ、と新規まき直し、涙を拭って再挑戦なり、新たな道を探し始めた方が結構おられる。

不合格通知を受け取られた二人の女性の映像がテレビで流れたが、お二人ともなかなか力がありそうで、魅力的な方だ。
働き場を与えられたらこの女性は必ず輝いていくな、と思わせるところがある。

小池さんが頑張ったから、こういう女性の方々も自分も小池さんのように頑張ろう、政治の世界には自分には自分なりの働きの場があるはずだ、と目覚められたに違いない。

自分が歩んできた人生の経験はきっと社会に役立つはずだ、いや、役立たせていかなければならない、と思い立って希望の塾に入塾されたのだろうから、小池さんが都知事選挙に出なければこういう方々は自分の経験を社会のために活かそう、などとは考えられなかったはずである。
小池さんが都知事になったことで満足してしまって政治塾を開かなければ、自分の経験を少しでも世の中のために活かしたいというこの方々の思いもいつしか萎えてしまって、具体的な行動として現れなかったかも知れない。

小池さんは、やっぱりいいことをした。
希望の塾はいいことをしたじゃないか、というのが、このお二人の映像を見ての私の感想である。

落ちても、めげないところがいい。
落ちても、やる気を失わないでいるのがいい。

いつかは、この方々は必ず自分の力を存分に発揮できる場を見付ける。
落ちた人でもこんなに素晴らしい人があちこちにいるのだから、筆記試験に合格した320名余りの人はさぞ実力があり、かつ魅力的な方々なのだろう。

うん、これはいいぞ。
期待できそうだな、というところである。
合格通知を受け取った人は、7月の都議会選挙を目指してこれから必死に活動されればいいし、不合格通知を受け取った人はもう少し先の時期を目指して自分磨きをされればいい。

ガンバレ、ガンバレ。
みんなガンバレ、というところだ。