さて、当てが外れた希望の塾の皆さんは、すぐ立ち直れるだろうか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

小池政治塾こと希望の塾の塾生の皆さんはさぞガックリ来ておられるだろうが、私はこれでよかったのだろうと思っている。

週刊文春は結構いい記事も書くのだが、あれこれネタにしようとして大事な芽を潰してしまうことがある。
あまりにも酷いことを書かれそうになったので、こんな面倒そうなことには関わらない方が無難だな、と思って橋下徹氏が希望の塾の講演を断ることにしたそうだ。

維新のある議員の動きが気に食わないようで、維新の名前を出して断る理由を述べているのだから、まず橋下氏は希望の塾には関わらないつもりなんだろう。
あくまでビジネスペースで講演の依頼を引き受けようとしていた、というだけで、希望の塾や小池さんと深く関わるつもりはご本人にはなかったようだ。

期待が大きすぎると、期待通りの結果にならなかったときの失望が大きいからあまり期待し過ぎないようにした方がいいですよ、と前に書いておいたつもりだが、さて、皆さん大丈夫かしら。

大聴衆を集めての著名講師による講演会などは早目に切り上げられることである。
そろそろ実戦に役立つような話を始められたらいい。

希望の塾の設営に当たられる方のご苦労は大変なものだと思うが、そろそろこの種のセミナーなり政治塾の運営に通暁した専門家、プロの方々の応援を得られた方がいい。
希望の塾に集まってこられた人は、皆、それぞれに高い志を持った大事な方々である。

大事な人には、それなりに敬意を持って接するべきである。
全員を満足させることは難しいだろうが、それでも大半の人が参加してよかった、と思えるようなカリキュラムを用意する必要がある。

橋下氏が講演をキャンセルしたなどというニュースが拡がれば、希望の塾に失望したり幻滅する人が何人か出てくるはずである。

早目に手を打たれた方がいい。
そのくらいの知恵は皆さん、持ち合わせておられるはずである。