へー、こんな街頭演説もあるのかしら、と思っているが、もはや自己満足の世界である。
自己陶酔型の人が多い特殊な世界ではあるが、候補者本人がいないところで滔々と演説をやるのだろう。
まあ、メディアが取り上げるはずもないから大した害はないだろうが、無駄なことをやるものである。
やるのは都知事選挙向けの演説ではなく、基本的には現在の安倍政治に対する批判なんだろうと思っている。
鳥越さんが来るのであれば私も一度ぐらいは直接自分の目で鳥越さんを見、直接鳥越さんの話を聞いてみたいところだが、どうやら鳥越さんが来ても応援弁士の紹介ぐらいなもので、普通の司会者やウグイスさんよりも話の内容がないことは覚悟しておいた方がいいらしい。
本気で鳥越さんの街頭演説を聞こうとして集まった人は怒り出すはずだ。
巣鴨の街頭演説では実際に起こっておられた人がいた、ということだ。
しかし、鳥越さんも鳥越さんの選挙運動を差配している方々も、そういうことにはどうやら無頓着なようだ。
大丈夫なのかしら。
それにしても、本人は来ません、と明記しての街頭演説会の告知は実に妙なものだ。
まあ、都知事選挙の最中は一般の政治団体や一般人の政治活動が制限されているから、都知事選挙の街頭演説の標記を掲げての政党の演説会なのだろうが、こんなもので鳥越さんの票が獲得できると信じているとしたら能天気と言わざるを得ない。
止めろとは言わないが、なんだかなあ、と思っておられる人が多いと思う。
それでも、現在のところ鳥越さんに流れる票が多そうだと言うのだから、有権者の方々もずいぶん見縊られたものである。
いや、驚いた。