今日、明日の世論調査で都知事選挙の結果がある程度読める | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

スタートで躓くと体勢を立て直すのは、実に難しい。

鳥越さんの応援をしようと思っていた人は、ちょっと立ち止まって考えられた方がいいだろう。
私自身は真偽のほどは確認していないが、どうも鳥越さんの街頭演説が少ないようだ。
一日に1箇所か2箇所でしか街頭演説していないとしたら、まず選挙運動はしていないのと同じで、どうやってこの広い東京都をカバーするのだろうか、と首を傾げたくなる。

少なくとも人の集まるところには顔を出して、何はともあれ自分の肉声で自分の熱い思いを語るべし、というのが、選挙運動の王道なんだが、鳥越さんはどうもそういうことが得意でないようだ。
鳥越さんの応援団を買って出た共産党の人や民進党の人は今こそ野党4党結集で都知事獲得のチャンスとばかり相当意気が上がっておられたようだが、早くも息切れしそうな状況だ。

まだ序盤戦なんだがこんなところで息が上がってどうする、と申し上げたい。
今回の都知事選挙に限っては序盤戦の戦いで流れが決まってしまいそうな予感がしている。
今日、明日の2日間で序盤の世論調査が実施されるのだと思うが、序盤戦ではかばかしい数字が表れなかった陣営の選挙は段々支持者が離れていくものだ。

応援団には元気な方々がそれなりにおられそうだが、鳥越さんが応援団の方々と同じくらい元気かと言うと、私にはとてもそうとは思えない。
気の毒な人を担ぎ出したものだな、と思わざるを得ない。
ご本人はそれでも本望なのだろうが、今頃頭を抱えている人が結構おられるのでないだろうか。

何はともあれ、17日間の選挙戦を何とか無事に戦い抜かれることだ。

老骨を鞭打って戦う、という言葉は鳥越さんのような方のために用意された言葉なのだろう。
別に悲壮さは漂っていないが、痛々しさは否めない。
そういう鳥越さんを見て多少の同情票が集まるかも知れないが、しかし有権者から同情されて当選するような都知事には大して魅力はない。

うーん、やっぱり出るところを間違えましたね、と言ったところか。

とにかく、世論調査の結果を早く知りたい。