世論が都政を少しだけ動かしたようだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

舛添氏がこれまでの非を認め、他府県の知事に見習って出来るだけ慎ましい生活に戻ろうとしているのであれば、それはそれで結構なことである。

世論を恐れる、世間の目を気にするようになる、というのは誰にしてもいいことだ。

舛添氏については様々な公私混同が指摘されているが、知事に就任する以前のことは第三者の弁護士や司直の調査に任せておくのがいいだろう。
都議会としては、都知事としての職務遂行についての問題点に絞ってしっかり議論をされることだ。
来年の都議会議員選挙を意識すれば、舛添氏を知事に担ぎ出した都議会自民党も都議会公明党もいい加減なことは出来ないはずである。

とりあえずは週刊文春も音喜多氏もいい仕事をした、と言っておこう。

それでも舛添氏の都知事即辞任を求める人は、それなりの法的手段が用意されているのだから、これをやって見られることだ。
まあ、ものすごい手間暇と費用が掛かるので、とてもやり切れる人はいないだろうから、普通の人は2年後に向けて適任の候補者探しを始めるはずである。

そろそろ東京都政を刷新する会、とか、東京都政を考える会などの有志の会が立ち上がってもいい頃である。
手作りの東京都政を実現する会、などもいい。

出来るだけ若い方々で始められるのがいい。
音喜多さんやその周辺におられる若い方々が音頭を取られることだ。

ちょっと当面結果を出せそうにない都知事辞任要求活動よりも確実に結果が出せそうな新しい都知事擁立運動の方がそれなりの手応えと達成感がありそうで、おススメである。