トランプのアメリカの出現で日本の防衛産業が飛躍的に成長するはず | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

長期的に考えれば、悪いことではない。

日本の防衛力に穴が開いて、その穴を狙って周辺の国々が様々な工作を仕掛けてくるようだと困るが、将来的にはアメリカの基地が撤退を決めても日本はそれなりに適応するはずだ。
10年もあれば何とかなる。

自衛隊員の確保は難航するだろうが、アメリカの軍需産業が担ってきた役割を日本の防衛産業が担っていくくらいのことは出来るはずだ。
ドローンもロボットも、日本の科学技術力をもってすれば軍事用にいくらでも転換できる。
オーストラリアの潜水艦の受注には失敗したが、在日米軍基地がなくなれば、日本の防衛産業のみならず日本政府自体が様々な武器開発に乗り出すはずだ。

アメリカの軍需産業の更なる発展を念頭に、アメリカを豊かな国に転換しようと声高に過激な在日米軍基地の撤退を言い出したトランプが臍を噛むような事態が出来するかも知れない。

日本に自主防衛努力の強化を求めるということはこういうことだ。

アメリカの自動車メーカーの衰退がプア・ホワイトを招いたのと同様のことが、トランプのアメリカの出現でまた起きるかも知れない。

アメリカのために良かれと思ったことが現実に逆の結果を招くとしたら、これは喜劇としか言えない。

クラウンプリンスでないトランプは、ただのクラウンかも知れない。
同じクラウンでもRのクラウンとLのクラウンとでは大違いである。