震度7の激震にも堪えられる国づくり | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

まずは、この度の熊本地震でお亡くなりになった方々やそのご家族の方々に心からお悔やみを申し上げ、あわせて、この地震で負傷されたり避難生活を余儀なくされている大勢の方々にお見舞いを申し上げさせていただきたい。
また、被災者の救助や被災地の復旧活動に従事されておられる多くの関係者の方々に対しても感謝の意を表させていただきたい。

先日、安全、安心、信頼の国づくりについて書かせていただいたばかりだったので、偶然の一致とは言え、この度の熊本地震には驚いてしまった。

震度7と言えば、激震である。
皆さん、さぞ大変な揺れを感じられたと思う。
熊本周辺にお住いの皆さんに、心からお見舞いを申し上げたい。

さて、私の住んでいる場所で震度7の地震が起きたときに私の自宅や事務所は大丈夫だろうか、ということを考えている。
震度7の激震で倒壊する建物もあれば、震度7の地震でもビクともしない建物がある、という事実を知ると、回避する方法があるのであればそれなりの措置を講じておくべきだったろうなどと思ってしまう。

まあ、分かっていても、実際にその時になるまで何もしないのが私たちだから、仕方がないのだが、やはり回避できる危険であれば何としても回避すべきだろう。
震度7の激震でもビクともしない家や地域や国をつくりたい、いや私たちは、そういう国をつくることを目指すべきだ、というのが私の考えである。

折から、韓国で政治的な激震が走った。

昨日判明した韓国の総選挙で政権与党のセヌリ党が大幅に議席を失い、第一党の座から滑り落ちたのである。
この後の韓国の政治的混乱が懸念される。

多分、日本ではこういうことにはならないと思っているが、驕りや気の緩みが大変な政治的混乱を引き起こすことがあるから、永田町の皆さんにはよくよく心していただきたいものである。