災害対応なら、やっぱり自民党と自衛隊? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

やっぱり自民党、やっぱり自衛隊。
任せて安心、自民党、任せて安心、自衛隊、ということになるのだろうか。

自民党のすべてをよしとするわけでは毛頭ないが、こういう自然災害が発生した時の自民党の対応は実に的確である。

経験に学んでいる、ということが根底にあるのだろうが、自民党政府が舵取りをしていると霞が関の官僚も地方自治体もそれなりにきびきびと動くようになるから、見ていて安心である。
急ぐべきこととそうでもないことの区別が付いているようで、とにかく大きな破綻がない。

こんな時に悠長にTPP特別委員会の審議はやれないだろう、と思っていたら、やはり与野党協議の上特別委員会の審議を打ち切った。
緩急自在だな、と思わざるを得ない。

阪神淡路大震災の教訓を存分に活かしているのが、自民党である。

衆議院北海道5区の補欠選挙ではどうも自民党の公認候補が劣勢のようだが、熊本地震の対応次第でどう情勢が変わるかも知れない。
災害の時には、やっぱり自民党、やっぱり自衛隊、ということになるかも知れない。

ちなみに、民主党の菅内閣の時代に東日本大震災が発生したが、1000年に一度と言われる超巨大津波と原発爆発被害という二つの災害に見舞われたため、止むを得なかったという面もないではないが、菅内閣の対応はとても国民の期待に応えるようなレベルのものではなかった。

私の先読みシリーズの中で、「災厄の時代、菅内閣」という一巻を贈呈したくらいだから、民主党が民主党のままなら、絶対に民主党には政権を委ねてはいけませんね、と宣言するところだ。
あの時に自民党からも人を招いて超党派で対処すれば、それなりに国民の期待に応えることが出来るような危機対応になったのではないかと思っているが、どうも私の記憶の中では菅内閣の対応は拙劣極まりなかったような印象である。

今は民進党になって、かつて自民党の国会議員だった私の同僚や後輩なども所属するようになっているから民進党にもそれなりに頑張ってもらわないと困るな、と思っているが、災害対応ということになるとやっぱり自民党かな、ということになる。

要は、どちらが信頼できるか、どちらが安心できるか、という話である。
悪しからず。