何も備えがない人が大事なところで転んでしまうのは、仕方がない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

転ばぬ先の杖、という言葉をご存知でない方が多くなったのだろう。

オリンピック出場がほぼ確定していたバドミントンの有力選手が違法闇カジノに出入りしていた、ということで2020年東京オリンピックの候補から弾かれてしまった、というのは当然のことだ。
反社勢力との関係があるのかどうかは分からないが、警察当局から目を付けられてしまうような場所に堂々と出入りしていたのでは救いようがない。

表舞台に出る可能性のある人は、普段からそれなりの矜持を持って生活すべきであり、くれぐれも違法な行為をしている人たちとは付き合わないことだ。
脇が甘いというか、世間知らず、恐いもの知らず、というところが怖い。

本人を増長させてしまった周りの人もいけないが、やはり一番いけないのは常識がなかったご本人である。
折角のオリンピックの出場のチャンスを失ったことは残念だろうが、すべては自分が撒いた種である。

誰が悪いわけでもない。
すべて自分が悪い。
愚かだった自分を徹底的に反省することだ。
そうすることで、後進の人たちに大事な教訓を残すことが出来る。

後悔先に立たず。
転ばぬ先の杖。

悪い人たちと付き合ったのがいけない。
まあ、刑事立件されないで済めば御の字だ、ぐらいな感覚で、今後の身の振り方を考えるところだろう。

しっかり反省すれば、いつかは別のチャンスが巡ってくるはずだ。