おおさか維新の会の政党名に「維新」がふさわしい理由 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

私が相当おおさか維新の会に肩入れしていることは、私のブログの読者の方なら既にご存知だと思うが、肩入れしながらも時々は気が付いたことを申し上げるようにしている。

出来るだけいい政党になってもらいたい、出来るだけいい人材を全国から集めて、出来るだけいい政治の担い手を出来るだけ沢山作り出してもらいたいと願っているからである。

大した良薬にはならないだろうが、それでも多少は苦いかも知れない。
いいものはいい、悪いものは悪い、と言うことにしているから、余計な口出しをしていると受け止められるかも知れないが、なるべく率直に物を言うようにしている。

おおさか維新の会、という政党名を付けられたことにはそれ相応の理由があることは十分に承知しているが、しかし、いつまでもおおさか維新の会では困るだろうな、というのが、私の感想である。

新座の市会議員選挙に立候補する候補者が私の留守中に自宅に挨拶に来られたそうだが、聞くところによるとどうやら「おおさか維新の会」の公認候補に選ばれたそうだ。
埼玉県の地方議員の方が「おおさか」を名乗るというのには相当抵抗があっただろうな、と思うが、私の知っている範囲では、「おおさか維新の会」を名乗る方は少ない。

出来るだけいい人材が集まってもらいたいものだ、と願っているが、おおさか維新の会のままでは全国から有能な人材を糾合するのは相当苦労しそうである。

なるべく早く全国政党らしい名称に変えられた方がいいな、と思っている。

いい人材はそんなに簡単には集まらないし、集められない。
政治に魅力がなくなれば、ますますいい人材は政治の世界から遠ざかる。
そういうものである。

今の司法の世界、弁護士の世界がそうだ。
既に多くの方がご存知だと思うが、法科大学院への志望者が急減しているのは、若い方々にとって弁護士の世界が急速に色褪せて見えるようになっているからでもある。

決していい傾向ではない。
何とかしたいと思うが、この流れを変えるのは容易なことではない。

まあ、政治の世界も似たり寄ったりだな、と思っている。
これからいい人材を政治の世界に沢山送り出してもらいたいと願っている維新の政治塾への入塾希望者がどうやら200人に届かなかったようだ、ということを聞いている。

何とかする必要がありそうである。

おおさか維新の会の政治塾は、「維新塾」と言うそうだ。
なるほど。
「おおさか維新政治塾」でも「おおさか維新の会政治塾」でもなく、ただの「維新塾」。

うーん、確かにこの方がいい。

ならば、「おおさか維新の会」もいずれは、ただの「維新」になればいいだろう、というのが私の意見である。
もっとも、現在の「維新の党」が解党なり、名称変更しない限り出来ない話なのだが・・・。