反社勢力との関わりがあったのなら、総理の慰留があっても辞任の申し出をした方がいい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

どうも明日の記者会見まで待たない方がよさそうだな、という気がしてきた。

安倍総理は何としても甘利氏の擁護に回るようだが、いくら仕事が出来、頼りになる閣僚であっても反社会的勢力から利用されたり、反社会的勢力から狙われるような迂闊なことをしていたのでは、護るに護り切れない。

こういう時は、甘利氏の方から動くのがいいだろうな、というのが私の直感である。

弁護士を入れての調査に入っているようだから早晩真相が解明されると思うが、とても普通では理解できないような、胡散臭い話になっているようだ。

あ、これは、危ない!
そう思って、途中から身を翻そうとしたのだろうが、どうやら甘利事務所は相手を振り切れないほどに深みに入ってしまったような印象がある。

仕掛けに嵌ってしまった~、と思わず口にした人がいるようだが、私の目から見てもそう見える。
この仕掛けから逃げ出すことは、相当に難しい。

言った、言わない、のレベルでの争いに落とし込めれば、証拠不十分、証明不十分ということで被害を最小限に留める方策もないではなかろうが、どうも関係者は普通の人ではなさそうだ。

もともとは他人の所有地の不法占拠から話が始まっている、というのが、如何にも筋悪だ。

補償金の釣り上げ交渉などに国会議員の事務所が関わるものではない。
こういうことに得意な人はあちこちにいるが、普通の政治家の事務所は大体はこういうことに不得手だ。

何だか反社勢力にいいようにあしらわれているように見えてしまう。
弁護士でもうっかりすると乗せられてしまうような筋悪な話に甘利事務所が乗せられてしまった、というのでは、実にみっともない話だ。

明日の記者会見には相当の覚悟で臨んだ方がよさそうだ。
今頃、関係者の皆さんが鳩首協議をされているはずだが、万一、どこかに反社勢力が関わっているのだったら、どんなことをしても無駄な抵抗になる。

さて、どうなるかは蓋を開けて見なければ分からないが、私の拙い経験では、結構この問題は深刻である。