男子三日会わざれば刮目して見よ、などと言うが、3日が3年だろうが、何の努力もしていないのでは見る価値はない。
さて、おおさか維新の会の政治塾はどうだろうか。
どうも惨憺たる状態のようで、心配している。
2012年には維新政治塾の応募者だったのに、今回は200人弱に激減したということだ。
少数精鋭なら決して悪いことではないが、200人弱から50人程度を選抜しても大したことはない。
5000人から50人から100人程度なら如何にも難関を突破した精鋭だということになるが、これでは選ばれた人が本当に精鋭かどうか保証の限りではなくなる。
うーん、これはまずいな、というところだ。
どうやら鉦や太鼓を打ち鳴らして全国を駆け巡る必要がありそうだ。
全国を8つのブロックぐらいに分けて、それぞれの地区で公募するくらいのことをやった方がいい。
今までは待っていてもよかったのだろうが、大阪維新の会でももはや待っているだけではいい人材は集まってこない。
橋下氏が先頭に立たない限りおおさか維新の会は火が消えたようになるのは見易い道理であったが、それにしてもこの激減ぶりには驚いてしまう。
折角新執行部体制でスタートしたばかりなのに、気勢を削がれてしまうような話である。
ここは、思い切って幹事長が采配を振るう時だろう。
ここで緩んでしまえば、来年はずっと緩みっ放し、いつまでも橋下頼みで推移してしまう。
あっという間に参議院選挙の本番を迎える、ということを覚悟した方がいいだろう。
多分、おおさか維新の会の見せ場は来ないと思っていた方がいい。
毎日、何かを発信する必要がある。
動いてこそ、風は起きる。
吹いている風も動きを止めれば、パッと止む。
風というものは、そういうものである。