間違いなくいいことだと思っているが、しかし、決して無理強いはしない。
参加してよかったと思う人に参加してもらいたい、一度や二度でやめるのはもったいないから出来るだけ長く続けてもらいたいと思うが、しかし、続けられない事情がある人には無理は求めない。
結果は必ず出してもらいたいが、そんなに簡単に結果が出るとは思っていないから、ただただ努力を続けてくれることを期待する。
結果が出なくて困るのはご本人で、音頭を取る私には何も困ることはないから、いつもいつも出るのは頑張ろうの一言だけ。
私が呼びかけたり主宰する会合は、大体がそんなものである。
鉦や太鼓を鳴らして人集めするほどのことはしない。
私がすることは、いつも同じところに立っていること、必ずそこにいること、手を振り足を振って手本になるかどうかはさておいて、如何にも指揮を執っているようにすることである。
もっとも、何の音楽もないと何をやっているか遠くから見るとまったく分からないだろうから、NHKの放送を流すくらいの道具立てはする。
自分でそういう道具立てはしないまでも、そういう道具立てが出来ているところで動き回る。
何だろう、と思われるだろうが、これが私がこれまで主宰してきた様々な研究会、勉強会の実情である。
よくよく考えれば、これはまさに毎朝朝霞の青葉台公園で行っているラジオ体操会とそっくりである。
参加している人には、その有難味や効用が分かる。
参加したことがない人は、なんだ、そんなもの、と思ってしまうかも知れない。
いつまでも暖かい布団から抜け出せない人は、自分には関係ない、嫌だ、ぐらいなことを言うかも知れない。
間違いなくいいことなのだが、しかし、嫌だという人を無理に引き込むほどのことはない。
暇人の集まりだと言われれば、確かにそういう一面もある。
忙しい人はとても参加できない、と言われれば、確かにそうでしょうと言わざるを得ない。
その程度のことなどだが、参加している内にいいことがあることは確かである。
だから、皆さんにお勧めする。
嘘だと思って参加してやっぱり本当だ、よかった、と言われれば実に嬉しい。
ビヨンドXプロジェクトのすべての会合は、そんなものである。
30日の会合もそんなもの。
気軽に覗いてみられるのも悪くはない。