やはり政党法が必要だ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

誰とは言わないが、やはりウンザリするようなことをやってのけた人たちがいる。
晩節を汚した人と、自分の可能性を自分で潰した人。

ふーん、とは思うが、とても暖かい目では見ていられない。
政党としての実態が備わっていないのに政党と名乗っているように見える。

コーラスグループほどのまとまりも感じられない。

音程もバラバラだし、なにより歌っている中身が違う。
声を出している人もいるが、みんなが声を出しているわけではなさそうだ。
なにしろ何を言っているのか分からない。
書類ひとつで何でも出来ると言っても、党員が一人が増えたというだけで集会らしい集会も開かないで党の名前を変えることを認めることが妥当なのか、こういうペーパー政党を本当に政党として認めることが妥当なのか、私には疑問でならない。

国民の税金をこういう団体に支出していいのだろうか。

法律がそうなっているのだから何が悪い、と開き直る人がいそうだが、実におかしなことだ。
誰がどういう理由でグループを作ってもいいが、よく中身の分からないグループにまでは国の交付金を支出することはない。
まあ、自分たちの既得権を放棄するのは誰にしも嫌なことだろうが、如何にも金に汚いな、と思われるようなことはしない方がいい。

こういうことにかけては、筋を通して政党助成金を返上している共産党は大したもんだと思う。

やはり、日本でも政党法を作った方がよさそうである。