いくらなんでもこれ以上は待てないだろう。
そう思って、懸命に机の上に平積みになっている課題図書を読みあさっている。
いい本ばかりである。
今日は出来れば動態的憲法研究会の開催時刻までに何冊か読み終えてお返しをしたいと思っている。
目下読んでいるのが、「3代の天皇と私」(梨本伊都子。講談社)である。
明治期の大名家がどんな暮らしぶりであったのかがよく分かる。
梨本宮家に嫁して後の皇族の一員としての生活も興味深い。
よくぞこれだけの記録を残されたものだと感嘆しながら先を急いでいる。
「歴史に消えた参謀 吉田茂の軍事顧問辰巳栄一」(湯浅博。産経新聞出版)も面白かった。
「近衛家の太平洋戦争」(近衛忠大。NHK出版)については、既に書いたはずだ。
「442」(矢野徹。柏艪舎)について書いたかどうか忘れたが、これも貴重な文献である。
「明治という国家」(司馬遼太郎。日本放送出版協会)もよかった。
今日のところは、この5冊を返却しようと思う。
宿題が山積みになっているので、きっと何を読んだか忘れてしまう。
後日のために、とりあえず今日返却する予定の本の書名だけ記録しておくことにする。