今日、衆議院第一議員会館で救護救急に関する有識者の会議を開催する。
4月に動きはじめて2か月足らずでここまで来たのだから、まあ早いと言っていいだろう。
よくぞこれだけの顔触れが揃ったものだ、と我ながらびっくりしている。
それだけの社会的ニーズがあった、ということだろう。
どういう方々が集ったかについては、会議が終わってからご報告したい。
この会は、救護や救急医療に関わる様々な団体や集団の様々な意見や要望を集約・整理して政治や行政に繋げる黒子の役を担うことになるだろうと思っている。
この有識者の会が表に出ることは、余りないはずだ。
実際の仕事をするのは、国会議員の方々である。
いわゆる議員連盟である。
議員連盟が発足すると、後は国会議員の方々が関係団体からヒヤリングをしてどういう制度を作り上げるべきか、現行制度のどこに問題があり、どこをどう変えていくか、等のことを考えていくことになる。
有識者の会は、そのお手伝いをするための会になる。
大体はこういう会はどこかの省庁の紐付きだったりするものだが、救護救急に関する有識者の会は純然たる民間発の有識者の会になる。
議連が主役ではあるが、この有識者の会も大きな役割を担うことになる。
救護救急の分野に新しい仕組みを作り上げようという壮大なプロジェクトだから、これが上手く行くと日本の政治のあり方が大きく変わっていく。
有識者の会に集う人たちはそれぞれの集団で組織の束ね役を引き受けてこられた方々だから、組織を束ねるということが如何に難しいことかを分かっておられる方々ばかりである。
だから、上手く行くだろうと私は思っている。
みんなが黒子になることを承知しているのだから、上手く行かないはずがない。
5月21日は、救護救急の記念の日になるだろうと思っている。