こういう純朴な人たちを巻き込んではいけない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これはあくまで架空の話として聞いてもらいたい。

1「君、選挙が終わったら会館で働くの?」
 「いや、僕はバイトですから。」
2「あの背の大きな人は、秘書さん?」
 「僕は知りません。バイトですから。」
3「あの人は君の友だち?」
 「違います。」
4「あの人の名前はなんていうの?」
 「知りません。」
5「選挙が終わったらどうするの?」
 「バイト探しをします。」
6「いつから選挙、手伝っているの?」
 「選挙が始まる前の日からです。」
7「バイト代の支払いはまだなの?」
 「まだです。」
8「バイト代の支払いはいつなの?」
 「月末のはずです。」

実に簡単な応答である。
このいずれかの応答があれば、それだけで運動員買収・被買収の容疑が固まる。
運動員買収の立件は実に容易だから、純朴な若者をアルバイトで雇った陣営はすぐ逮捕者を出してしまう。

しかし、純朴な若者の一生を棒に振らせるようなことは、絶対にしてはならない。

口を酸っぱくして誰に対してでも言っていることだが、世の中にはなんと聞き分けのない人が多いことか。
どうやら当選した陣営でもこんなことがありそうである。

明日、皆さん晴れて議員バッジを付けて登院されるのだろうが、まだ選挙取締本部は解散していない。

もっとも、これはあくまで架空の話なので、大方の皆さんは聞き流していただいて結構である。