選挙を目前にして自由に歩き回れるというのはまさに17年ぶりのことである。
毎週のように東北地方を歩いている。
昨日は盛岡から仙台。
今日は石巻から山形である。
とにかく街中をグルグル歩き回ることにしている。
選挙の臭いがどの程度しているか、街中の人たちはどんな顔をしているか、街は賑わっているか、などを肌で感じるためである。
どこもかしこも選挙の臭いが余りしない。
テレビや新聞が報道するほどにはまだ国民は燃えていない。
投票には行くだろうが、大して期待もしていないし、それほど怒ってもいないというところか。
風が吹きそうで吹かない。
民主党は地金が出て大きく議席を失うことは必至だが、どうやら地道に活動してきて、それなりに地盤や組織がある人が順当に勝ちを収めそうな雰囲気である。
自民党の圧勝、というところだ。
大して努力もしなくて、そう大した魅力も能力もないのにポット出の新人が大勢当選してしまいそうな勢いである。
世代交代が進むのはいいが、もう少しみんな真面目に努力してもらいたい。