新聞社がこぞって小沢裁判の解説記事を書いている。
有罪判決になっても無罪判決になっても、どちらでも通用するような解説である。
こういう記事にはどれだけの意味があるのだろうか。
一般の方々にとって、現在小沢裁判にはどの程度の意味があるのだろうか。
判決を受けて世の中がひっくり返るのだったら小沢裁判は重要だが、有罪判決であろうと無罪判決であろうと控訴は必至だから、何も片が付いていないことになる。
小沢氏が、万一有罪なら議員辞職する、とでも言ってくれれば快哉を叫ぶところだが、有罪でも無罪でも議員の職に居座り続けようとするだろうから、まあ、何も変わらない。
どっちでもいい。
マスコミは、そういう雰囲気を醸成しようとしているのではないか。
いくつもの紙面を読んでいると少々食傷気味になる。
どっちでもいいや。
どうせ大したことがないんだから。
私も、そう思い始めている。
どうやら、マスコミの小沢判決影響力希釈化作戦が成功しつつあるようだ。
仮に無罪判決が言い渡されても、国会議員の誰一人ゴールデンウィークのスケジュールは変えないだろう。
国会は、気分は既に休会だ。