鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

待てば海路の日和あり、などということを信じてはいけない。

その逆である。

待ち人、来たらず。
ちよっと遅いなあなどと思い始めた時は、既にチャンスは去っていると思った方がいい。

先日、秋葉原のアキバ春ひろばにいる私のところに一人の女性が現われた。
私の選挙区から衆議院選挙に名乗りを上げようとしている人だ。
突然に現われた。
私を追いかけるようにして秋葉原に来たようだ。

意表を突くことが戦いに勝つ極意の一つである。
完全に意表を突かれてしまった。
私の選挙区のことについて私以上に知っている者はいないのだから、今日にいたるまで私のところに来なかったのは大変な失敗だったと気が付いているはずである。
何で今頃来るのか、遅い、遅過ぎる、とは思うが、しかし、来ないよりはいい。

私は、生来意地悪ではないから、教えてくれと言われれば出来るだけ率直に、私が本当だろうと思っていることを教える。
しかも、人を助けることを自分の仕事にしているから、本当に助けてくれと言われれば何とか知恵を出して助けるようになってしまう。

ご本人にどれだけの力があるかはまだ分からないが、とにかく私のところに来たことはいい。

動け、動け、どんどん動け、と私が口を酸っぱくして言ってきたことを、どうやら正しく捉えたようだ。
まずは、意表を突いて私の出先まで私を追いかけてきた熱心さ、真剣さを褒めておこう。

私は、ある意味で今日の来る日を待っていた。
いい人が現われてくれればいい。
そう思っていた。
もっとも、多分現われないだろうと思っていたから、イザとなったら覚悟しなければならないとも思っていた。

待っていたのでは、何も変わらない。
鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス

今、必要なのは、そのくらいの知恵と行動力である。
何にしても、皆さん、突破力を磨くことだ。

この文章は、前に一度書いて公開した記事を多少時点と観点を変えて修正したものである。
私自身にとっても大事なメッセージが含まれているので、後日のためにあえて公開しておく。