ビヨンドXとは何かを突き抜ける、突破するということだった | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ビヨンド・トゥモローという言葉に何かしら魅かれてビヨンドXプロジェクトを立ち上げたのだが、ビヨンドXのXの正体が今一つ朧だった。

昨日、東京茶会の会合を覗いてきた。
ビヨンドXプロジェクトの事務局長を務める安西直紀君がゲストスピーカーに選ばれたというので安西君のスピーチを聞くためだった。

東京茶会そのものは、まだ思い先行、荒削りの政治的イベント集団だという印象だったが、安西君のスピーチは、行動することが出来る若者たち、現に行動している若者たちの心を的確に代弁するようないいスピーチだった。

私は見たことはないが、かつて東京から館山まで徒歩で70キロメートル余りの道のりをタレントの方々が走破するというテレビ番組が放映されていたようだ。
自分もやってみたいということで、高校生の時に仲間と集ってその番組に出たという。
その時の写真が紹介されていた。
スタートの横断幕を突き破って安西君がスタートを切った時の写真である。

テレビ番組を観て楽しむ一般の視聴者、観客に留まるのではなく、自分もやってみたい、自分ならこうやる、自分ならこうやって見せる、という飽くなき好奇心。
その好奇心に駆られて、自ら企画を練り上げ仲間を集ってテレビ番組制作者に対して出場を申し込むという行動力。
そして、それらのことを象徴するかのような、スタートの横断幕を突き破って番組に登場するという奇抜な発想。

そうか。これだったのか、と気が付いた。
ビヨンドXとは、何かを突き抜ける、突破するということだったのだと気が付いた。

4月20日のビヨンドXフォーラムの参加者が25名を超えそうな流れになってきた。
予定した会議室では間に合いそうもない。
さて、どうしようか、と嬉しい悲鳴を上げているところである。

何かが変わろうとしている。
足元で蠢いているその何かを正しく受け止めることが出来れば、ここから新しいうねりを産みだすことが出来るかも知れない。

先日の秋葉原で行った東日本大震災復興支援「アキバ・春ひろば」の会場に新座の商工会青年部の部長だった方が来られた。
会場の撤収作業をしている最中だったが、その方が「間に合ってよかった」と言ってくれたのが、私への最高のプレゼントだった。

私のブログをいつも読んでおられて、このイベントの開催を知ったということだった。
平日にもかかわらず新座から何とか時間をやりくりして駆けつけてくれたということが、「間に合ってよかった」という一言に凝縮されている。

ビヨンXプロジェクトもビヨンドXフォーラムも、どうやら間に合ってよかったようだ。
やはり、いいことはすぐ始めることである。

思い立ったが吉日。
一念発起、日々新たなり。

何かが変わるはずである。