敵に塩を送る時ではない | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ミサイル発射が失敗に終わり軍部の権威が失墜したと思われるが、だからといって北朝鮮が崩壊に向かうわけではない。

失敗した人たちは当然制裁されるのだろうが、これでかえって北朝鮮の軍部が暴発する危険性が増したのではないかと心配している。

弱い犬ほどよく吠える。
吠えているうちに段々意気軒昂となって、実際に行動に移す。
時には吠えているうちに引っ込みがつかなくなって暴発するなどということもある。
だから、北朝鮮の動向には厳戒態勢で臨む必要があると思っているが、さて北朝鮮情勢に明るい方々はどう分析されているだろうか。

私は、北朝鮮の軍事力、科学技術力の弱さが露呈した今こそ北朝鮮包囲網を強化すべきであると考えている。
北朝鮮が核開発に繋がるような動きを放棄することを宣言するように、アメリカをはじめ主要諸国が連携して北朝鮮に対する経済制裁を強化すればいい。

こういう時に、日本は、絶対に北朝鮮に対して塩を送るようなことをしてはならない。
人道主義も時によりけりである。
どんなに北朝鮮で食糧危機等が深刻化していようと、今は、日本は手を差し伸べるべき時ではない。