先客万来 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

行間を読む、裏を読む、斜めに読む、縦に読む、見出しだけ読む、書かれていないことを読む。

そんなことまでして私のブログの中から本当らしいことを探り当てようとされている方が出てきた。
私のブログの読み方に習熟されてきている証拠である。
私のブログにはそれぞれある種のメッセージが籠められている。

誰に対して書いているか、ということを想像して読んでいただくと何のことを言っているのかよりお分かりになると思う。

政局について書いているときは、落選中のわが同志に宛てて書いていることが多い。
慌てるな、備えよ、今だ、などという言葉が踊るときがこれだ。

政策について書いているときは、内閣や政党の要路におられる方々や政策決定に影響力のある方々を念頭に書く。
もっとも、現時点では私には特別の情報源がないからほとんど役に立つ政策提言は出来なくなっている。
残念ながらこれが本当のことだ。
外野席でいくらワイワイ騒いでも試合に参加できないのだから、余り大声は出さない。
時々ぶつぶつ文句を言ったり、舌打ちをする程度である。

小沢裁判について語るときは、いわゆる有識者やコメンテーターとはちょっと違った観点から物事を見ていただくための考えるヒントを提供することにしている。
現場にいたものでなければ分からないような、まさに肌感覚で書いている。
検察官の経験しかない人は、いつまで経ってもどうしても検察官の目で物を見る。
弁護士は比較的多様な目で物事を見る訓練が出来ているが、それでも裁判官や検察官の目で物を見ることは難しい。

政治の現場でどんなことが行われているかは、やはり政治の現場にいた者でなければ本当には分からない。

野田・谷垣隠密会談があったか、なかったか。
今では、誰でもあったと思っているだろう。
しかし、野田氏も谷垣氏も口が裂けても当分は認めないはずだ。
いくら上手に鎌をかけても認めないはずだ。

政治というものはそういうものである。
結局は、会ったか会わないか曖昧にしたまま、次に進む。

密室での金銭の授受も同じようなものである。
まあ、この程度にしておこう。

私のブログに様々なコメントが寄せられている。
糞ブログ、などと罵詈雑言を浴びせる人は、私のブログの見出しに反応してたまたま私のブログを読まれたのだろう。
自分の中にある先入見とは明らかに異なっているから、私のブログ記事に対する違和感がこういった侮蔑的表現をするエネルギーになっているのだろう。

まあ、しばらくお付き合いいただくことだ。
その内に分かる。
結構大事な事を書いているから、長年お付合いいただくと本当らしいことが見えてくる。

千客万来。
とにかく、私のブログの読者が増えることは大歓迎である。

なお、私のブログの読者の方々の情報収集、情報分析力はどのブログの執筆者よりも高い。
私の書き方の未熟なところ、不正確なところを手厳しく指摘してくださる方が多い。
ありがたいことである。

私のブログの価値は、読者のコメント欄にあり。
私の記事を鵜呑みにしないで、よくよくコメント欄を読んでいただければ幸いである。