4人と2匹 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

パウダースノーである。
一面の雪景色。
世俗の塵を押し鎮め、掃き清めるような清浄さが支配している。

柔らかい雪を踏みしめながら、30分近くをかけて青葉台公園に着いた。
ラジオ体操の音楽が流れ始めたが、さすがにいつもの野球場のグランドに人影はない。

雪足が速い。
どんどん降り積もって、ビニール傘がすぐ重くなる。
何度か傘の雪を払うが、すぐ傘に積もる。

清冽な朝である。
2月の最後のおまけの日を飾るに相応しい風景が目の前に広がっている。
まるで兼六園の公園にいるような見事さである。

これで築山と池があれば、平成記念公園だ。
公務員宿舎の建設予定地だった場所は、相変わらず塀に囲まれ、鬱蒼とした雑木林に囲まれているが、もったいないことをしたものだ。
公務員宿舎の建設にあわせてその周辺を防災公園にしておけば、周辺のすべての国有地の有効活用になったのに。

そんなことを思いながら、テニスコートの脇の事務所建物に向かった。
3人の男性が大きな身振り手振りでラジオ体操をしていた。
この事務所建物の庇は大きい。
庇を支える柱が丁度1間間隔ぐらいで建っているから、7,8人ぐらいはその庇の下で思いっきり手足を伸ばすことができる。

今日のラジオ体操の参加者は、私を含めて男性4人である。
おっと。まだいた。
2匹の犬が一人の男性の足元にうずくまって私たちを眺めていた。

この前の雨の日は、5人と2匹。
今日は、4人と2匹である。