アメリカの真意が私には分からない。
米軍再編で沖縄の海兵隊はいずれグァム島外に移転・展開するはずだが、本当に辺野古が欲しいのだろうか。
激変する国際情勢に臨機応変に対処するなら、いつ完成するか分からない辺野古に固執せずもっと米軍の機動力を発揮しやすい基地を求めるはずだが、アメリカはいつまで辺野古に固執するのだろう。
日本がどうしても辺野古にしてくれないと困る、というのであれば少々の不便や不具合には目を瞑るということになるが、少なくとも沖縄県民が辺野古を受け入れる余地は無くなっている。
いくら沖縄振興策を打ち出してももう沖縄の人の心を動かすことは難しい。
今さら金で釣るようなことが奏功するとは思えない。
沖縄の人々のプライドが許さないはずだ。
どういう裏事情があるのか私には分からないが、思いっ切り無責任なことを言わせてもらえば、もう辺野古は止めにした方がいい。
成算がないことをいつまでやっているつもりか。
一回壊した物を何とか修理して使おうとしても、どこでどう部品が曲がっているかも知れない。螺子の何本かは飛んで行ってしまい、脱落しているかも知れない。
精密機械はいくら応急処置をして如何にも新品同様に見えるようにしたとしても、中身まで保証する訳にはいかない。
ご破算にしてしまった方が分かり易い。
一から出直した方が反って具合がいい。
駄目なものを弄りまわしてさらにダメにするよりも、お手上げだと降参して、選手交代、新しい人たちでもう一度やり直せばいい。
ひょっとしたらオバマ大統領の再選もないのかも知れないから、ここは思いっ切り無責任に、辺野古移転凍結を言い出したいところだ。
野田総理には出来ない芸当だが、橋下氏ぐらいに柵がない男だったらそんなことも許されるかも知れない。
大阪維新の会は、どうやら思いっ切り無責任になろうとしているようだ。
私は本当の事情が分からないから、思いっ切り無責任に大阪維新の会の辺野古移転凍結方針に賛成したくなる。
情弱の私の言うことだから聞き流し、あるいは読み飛ばしていただいても結構だが、知恵のある皆さんのご意見をお伺いしたいところである。
皆さん、よろしく。