結構大きそうな蟻の一穴 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

期待通りの展開になってきた。
動きそうでなかなか動かないのでやきもきしていたが、やっと動いた。

動けば、必ず次の新しい動きが始まる。
今日の10人は、明日の20人だ。
来月早々の設立総会までに50人揃えれば一大勢力になる。
3月までに100人規模に膨らむことだってないとは言えない。

今日民主党の9人の衆議院議員が集団で民主党に離党届を出したというニュースが駆け巡っているが、善は急げだ。
除名処分、離籍処分を受ける前にさっさと新党の設立届を出すことだ。

もう辞めるの止めたは、なしにしよう。
後ろを見ないで、只管前に向かって歩き出すのがいい。
損得抜き。
選挙に勝てるかどうかも抜きにしよう。
もう自分の口に蓋を被せておくのは、止めにしよう。

政治家としての自分の原点を思い起こすことだ。
自分の信条を語れなくなるくらいだったら、国会議員など辞めた方がいい。

羊が狼に変貌するかも知れない。
案外やるもんだ、という期待感を国民に持たせることが出来たら、この度の蹶起は成功である。
進むも地獄、退くも地獄、なら、私は前へ進む。
後ろの道は今まで通ってきた道だから、大して魅力のない落とし穴だらけの道だということがある程度分かる。
前に拡がっている道は、霧がかかり、如何にも危なげだが未知の魅力を秘めている。
同じ道なら、未知の道を選ぶ。

結構大きそうな蟻の一穴が開いた。
これで民主党が崩壊の道を歩まないのだとしたら、民主党は進取の気性を欠いた先の見えない物凄い保守の政治家の集まりだということになる。
まさか、そこまで愚鈍だと私は思わないが。

さて、新しい局面を迎えて野田総理の打つ手は、一つである。
消費税・TPP解散を公言することである。
上手く行けば、野田総理の政治基盤は随分強固になる。

如何か。