50年の歳月の重み | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

昨日は、私が顧問を務めている会社の創立50周年の祝賀会に出席してきた。
創業以来会社に関わってこられたOBの方々などを招いての身内の方々の祝賀会であったが、実に心の籠ったいい会であった。

製造業の下請け企業が50年の歴史を重ねている活躍しているというのが素晴らしい。
当然日本経済、世界経済の荒波を何度も潜っているが、その荒波を乗り越えて現在に至っているのが素晴らしい。
30数年間も職工等として勤務し、定年を迎えて退職された方が来賓として招待されていた。
人と技術を大事にする会社である。

銀行や取引先はあえて呼ばないで、身内の方々の同窓会に徹した、まさに手作りの良さを醸し出させるいい祝賀会であった。
50周年を記念しての立派な社史を頂戴した。
この1冊に会社の50年の歩みが凝縮されているという。

過去を正しく振り返り、次に備える。
経営者の世代交代も上手に図られている。

50年の歴史は素晴らしい。
一つの仕事を50年間追い求めている人は、それだけで素晴らしい。

弁護士会にも永年在職表彰という制度がある。
確かに、どの世界でも一つの職業生活を全うできたということ自体、表彰に値すると思う。

私も、弁護士在職50年の歴史を刻むために、さらに一層精進を重ねたい。
まだ、36年にしかならない。