憲法記念日を無為のうちに迎えようとしている菅内閣 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

民主党政権になってから何も進んでいない。

まもなく憲法記念日を迎える。
昨年からの1年を振り返って憲法問題について何か進展があったかと考えてみたが、驚くべきことに、何らの進展もない。

憲法が置き忘れられているのだ。
誰も国民投票法のことなど言い出さない。
憲法審議会もまだ一度も開かれていない。
そもそも開こうとしていないのである。

憲法問題を取り上げようという意欲がない、という証拠である。
目先のことにはそれなりに触れるが、憲法については一言も語らない。
憲法パッシング、憲法ナッシングである。
菅総理は理工系だから憲法にはもともと関心が薄かったのかも知れないが、それにしても国家の最高指導者が憲法問題に一言も触れないのは如何か。

余りにも政治の次元が低すぎる。
菅総理は、今年も無感動、無表情のまま憲法記念日を迎えるのだろうか。