さあ、今日から新しいスタート | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

昨日の統一地方選挙の結果が次々に判明しているが、当選された方も当選できなかった方もこれで終わりではない。
これからが本番。
いよいよ今日から新しいスタートを切るのだ、と思われた方がいい。

ゴールがないのが選挙である。

立候補したというのは、単に志を立てた、というだけで、まだ何の仕事もしたことにはならない。
当選したというのは、単に仕事をするためのパスポートを手に入れたというだけで、まだ仕事をしたことになならない。
何のために選挙に立候補したのか、ということをいつも念頭に置いていただきたい。
初心忘れるべからず。
そう、申し上げておきたい。

私が最終日に選挙の応援に行った茨城県常総市の市会議員選挙では、私の選挙の手伝いをしてくれた金子晃久君が見事に当選を果たした。
候補者の平均年齢が59歳余りという中で、26歳という若さが一際強い光を放っていたのはある意味で当然だった。
僕には夢がある、というメッセージも分かりやすかった。
しかし、一番役に立ったのは、地元の町会、自治会、学校区の方々の結束だったろう。

空中戦に陥りやすい若者が、実にオーソドックスな、地に足が付いた地道な選挙戦を展開していた。
この候補者には、誰が自分に投票し、誰が投票しなかったかが見えるようになるはずだ。
そう、確信した。
保守の選挙はこうあって欲しい、と思えるような見事な選挙戦であった。

こういう選挙を戦える若人が全国各地から名乗りを挙げてくれれば、日本の再生は不可能ではない。
そう思っている。

一方、残念ながら今回の選挙では思うような結果を出せなかった候補者も多数いる。
当選されなかった方は、何故自分が当選できなかったかを冷静に分析されればいい。

まぐれでの負けは、ない。
負けるには負けるだけの理由があるのである。
そのことが分かれば、自ずから次に何をすべきかが見えてくる。

この世界に足を踏み入れた以上、夢を果たすまで後戻りは出来ない。
前へ、前へ。
ひたすら前へ進むことである。

勝つまで戦う。
これが、勝負の極意である。

さあ、今日から新しいスタートだ。
みんな、頑張ろう。