石原都知事に自民党は出馬要請しているようだが、止めるべきだ。
皆自分に自惚れがあるから、自分でなければ、などと思いがちだが、そんなことはない。
代わりが務まらないようなポストは、滅多にないものだ。
いなければいないで、みんなでなんとかする。
これから10年間都政を引っ張っていくリーダーを作らなければならない。
役人出身者はもうはやらない。
やはり事業経験があり、企画力、独創性、行動力、統率力の富んだ人がいい。
ワタミの渡辺氏が名乗りを上げたのはいいことだ。
石原都知事にこれからなお4年間都政の舵取りを委ねるしかない、などと思い込んでいるとしたら、自民党の幹部の頭はどこか螺子が飛んでいる。
世代交代のチャンスを自分たちで潰すようなことをしていたのでは、自民党も先がない。
民主党は駄目だが、自民党も・・・・・だな、ということになる。
何が何でも石原慎太郎都知事には降りてもらわなければならない。
誰も自民党から名乗りを上げないのなら、石原伸晃自民党幹事長が詰め腹を切ればいい。
どうせ総理になる目は当分ないのだから、これからますます重要性を増す地方自治の現場を目いっぱい経験してくればいい。
これから3期12年都政を担当しても、まだ60代だ。
経験を積むことだ。
もっとも、おいそれと都知事にはしてもらえないだろうが、親父殿にこれ以上苦労させるより遥かに親孝行になる。
親孝行、したいときには親はなし。
石原都知事には、美しく老いてもらいたいものだ。