どこの世界でも女性の存在は大きい。
政治の世界でも女性が果す役割はますます大きくなるようだ。
昨日都立西高ESS・OBの懇親会に出席してきたが、出席された女性の方が菅総理夫人を高く評価していたのが印象に残った。
「あんたが来るより、奥さんが来た方がいい。」とは、よく聞く言葉である。
どの政治家も経験していることだろうが、大抵の場合、議員本人よりも奥方の評判がいい。
蔭では大変な苦労をしているはずだが、その苦労を顔に出さないで誠心誠意相手に尽くそうとしている、という一生懸命さが人の心を打つようだ。
決して富も権勢もひけらかさない、謙虚で、かつざっくばらんな人柄が特に周りの好感を誘うようである。
亭主の力がどの程度か分かっている。
何が出来て、何が出来ないかが分かっている。
本当のことを脚色せずに、かつ不必要に本人を傷つけることが無いような言葉でもって上手に本人に伝えることが出来る。
そういう力を持っている人が傍にいる、というのは最後の最後大きな援けになる。
チーム菅は、まだまだボロボロにはならないな。
元気な女性の皆さんの話を聞きながら、そういうことを考えた。
菅内閣の命運は、どうやら菅総理夫人が握っている。
貴方、お辞めになって。もうお辞めになるときですよ。
その一言が出ない限り、菅内閣は続くだろう。