政倫審の土肥会長が小沢氏に対して今日の1月20日までに文書で政倫審への出席申し出をするう求めていた。
これに対して小沢氏は、おそらく予算の審議を優先するのが本来の国会の役割だから、私個人の問題など予算の後にお願いしたい、予算の審議が終わったらいつでも政倫審に出て自分の考えを述べるのは吝かではない、などと答えるのだと思う。
皆、理屈の付け方は上手だから誤魔化される人もいるかも知れないが、これは筋が違う。
小沢氏については証人喚問が一番相応しい。
政倫審でいくら一方的な弁明に努めても、それだけでは国民の不信感を拭うことなど出来ない。
小沢問題はこれからもずうっと尾を引くことになる。
これからの政治は、反小沢か親小沢かということになるだろう。
分水嶺は1月24日の通常国会の開会になる。
民主党はおそらくそれまでに政倫審のメンバーの差し替えをやるはずだ。
少なくとも小沢氏を政倫審に招致する議決までは必ずやる。
小沢氏の起訴は、25日頃になる。
菅総理のダボス会議出席までに民主党の中で大きな動きが出てくるはずだ。
与謝野氏が民主党の会派に入り菅氏の相談役の一人になったようので、これからの民主党の迷走は激しくなる。
小沢切りもなかなか一直線ではいかなくなる。
おそらく与謝野氏は小沢擁護論に立つはずである。
仙谷・岡田・枝野ラインと与謝野氏が対立する場面が早速出てくる。
一言居士の与謝野氏は、これからマスコミに何度も登場して小沢擁護論を展開するはずだ。
与謝野氏の声は小さいが、影響力は大きい。
与謝野氏がこれから民主党の屋台骨をガタガタ揺るがしていくことになる。
菅氏が臍を噛む日は近い。